玄関を出て少し歩いたところで、「あれ、鍵閉めたっけ?」という思いが頭をよぎる——この感覚は比較的多くの人が経験するそうですが、中には確認しても、戻って確かめても、なぜかすっきりしない、というちょっとお悩みレベルの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、あなたの心配性レベルがどの程度なのか、かなりの心配性だった私が「戻ってもいい」と決めたことで楽になった体験をお伝えします。
車で出かけてからも「あれ?」となる。私が実際に経験してきたこと
私自身、40代になってから鍵の確認に戻ることが増えました。車に乗り込んでエンジンをかけたところで、ふと「玄関の鍵、閉めたっけ?」と気になり始め、走り出してすぐに引き返す。少し走ってはまた「本当に閉めたかな」と気になって戻る——これを繰り返すうちに、大事な面談に遅刻してしまったこともあります。自分の用事だけならまだしも、電車の時間や人と会う約束があるときほど、焦りと不安が重なって余計につらいものでした。(施錠確認が繰り返される心理的な原因については「鍵を閉めたか不安になる…」を根本から解決!3つの原因と4つの対処法でも詳しく解説しています)
戻って確認しても、運転席に座るとまたすぐ不安になって、もう一度戻ってしまう——この「一回で終わらない」感覚に、心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
これって病気なの?専門家に相談する必要はある?

「こんなに気になるなんて、自分はおかしいのかな」と感じたことがある方もいると思います。ここで大切なのは、何の根拠もなく自分で「病気だ」「病気じゃない」と決めつけないことです。
一つの目安として、次のような状態が重なっているかどうかを見てみてください。
こんな状態が重なっていたら、無理せず専門家に相談してみましょう:
・施錠確認を繰り返すことで遅刻や欠席をすることが多い
・確認にかかる時間が生活の多くの時間を占めていると感じる
・つらい気持ちを誰にも話せず、一人で抱え込んでいる
世界保健機関(WHO)も、確認行為がやめられなくなる状態を生活に影響を与えうるものと位置づけており、詳しくは国立精神・神経医療研究センターのこころの情報サイトでも解説されています。もし上のような状態が強く起きていたり、重なっていて苦しいときは、確認しても消えない不安を安心に変える2つの方法で紹介しているAIメンタルケアや専門家への相談も、選択肢の一つとして覚えておいてもらえたらと思います。
「戻ってもいい」と決めたら、驚くほど楽になった
私が変わったきっかけは、「戻らないように我慢する」のをやめて、「不安になったら、戻ってもいい」と自分の中で先に決めておくことでした。気になったら、自己嫌悪に陥ることなく当たり前の気持ちで戻って再確認する。この自分との取り決めにより、不思議と戻る回数そのものが減っていきました。

面談に遅刻した経験から学んだのが、この対策です。遠出や時間が決まっている用事のときは、「もし途中で戻りたくなっても大丈夫なように」と、はじめから戻る時間ぶんの余裕を持って家を出るようにしています。焦らなくていいと分かっているだけで、気持ちがずいぶん軽くなりました。
確認の「質」を上げる、2つの工夫
①「しめたしめたしめた」と声に出しながら、一連の動作を終わらせる
声に出して確認する方法は、こちらの記事でも紹介した「声出し確認」と同じ原理ですが、私の場合は少し工夫しています。玄関の鍵を閉めた瞬間だけでなく、車に向かって歩く→乗り込む→シートベルトをつける→エンジンをかける→出発する、この一連の動作の間ずっと「しめたしめたしめた」と言い続けるのがポイントです。今もこの習慣は続けています。
②家族に「鍵閉めました」と報告する
家族で出かけるとき、「鍵閉めました」と一言家族に報告するようにしたところ、驚くほど安心できました。「何度も聞いてしまうのは申し訳ない」と感じる方もいるかもしれませんが、逆に自分から先に報告すると、聞かれる側の負担にもならず、自分の安心にもつながります。
+こんなグッズも:おでかけチェッカー
「鍵閉めました」の報告と合わせて使いやすいのが、鍵・ガス・電気などの確認項目をスライドで○×に切り替えられるキーホルダー型チェッカーです。玄関を出る前に一通りチェックしておけば、家族への報告もスムーズになります。
旭電機化成 おでかけチェッカー AOC-01
一つに絞らなくていい。組み合わせて、自分に合う形を見つける
戻ってもいいと決めておく、声に出す、家族に報告する——どれか一つが正解というわけではありません。私自身、これらを組み合わせることで、ようやく無理なく続けられる形にたどり着きました。合わないと感じたら、別の方法に変えてもいいのです。

まとめ:確認してしまう自分を、責めなくていい
まずは、「鍵閉めたっけ?」と確認する自分をやさしく受け入れてみませんか。そして、「確認に戻ってもいいよ」というように自分に寄り添ってみましょう。声に出す、家族に伝える、時間に余裕を持たせる——このような小さな工夫を組み合わせながら、自分に合う方法を見つけていきましょう。



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